健康に関するあれこれ

補綴(ほてつ)治療って?

歯がなくなった時に何ができるの?

永久歯の治療(機能回復)

虫歯が進行して歯の形が大きく損なわれたり、歯がなくなったところがあると、口の働き(口腔機能)にも様々な不都合がおこってきます。主には、

  • ●咀嚼(噛む)機能
  • ●発音機能
  • ●嚥下(飲み込む)機能
  • ●審美(見栄え)機能

が障害されますが、趣味や仕事によっては、楽器の演奏、糸をかみ切る、釘をくわえる、噛みつくなどひとそれぞれの不都合もあります。食べ物に混ざった小石や害になるものを感じるのも大事な機能です。

大きな虫歯や歯のなくなったところの治療では、こうした損なった機能を回復することがおおきな目的になります。困っていることによって、回復する手段も様々ですが、主なものを挙げます。

1.冠(かぶせもの)とブリッジ

100041_01.gif 大きな虫歯では、金属などの冠を被せて補います。また、歯を失ったところは、その両側の歯に冠を被せ、それらを橋げたとして利用して、かみ合わせを回復します。 歯とはセメントで固定するので、取り外しできません。

2. 床義歯(入れ歯)

歯が残っている場合は部分床義歯(部分入れ歯)、全くなくなった場合は総義歯(総入れ歯)で補います。
ほとんどが樹脂製のレジン床義歯(左図)と骨格部分が金属の金属床義歯とがあります。歯の残り方や健康状態によって様々な形や種類があります。
部分床義歯は金属のバネで残っている歯に固定しますが、着けたままにせず、取り外して掃除します。

部分床義歯(部分入れ歯)左:レジン床義歯 右:金属床義歯
部分床義歯(部分入れ歯)左:レジン床義歯 右:金属床義歯

金属床総義歯
金属床総義歯

3.インプラント義歯

歯を失った部分に、人工の歯根を埋め込んで人工の歯と連結する方法。取り外しの義歯が受け入れられない方、ブリッジでは歯を削るのに抵抗感のある方などに用います。ただし口のなかや体の状態によっては、必ずしも適応できるとは限りません。また健康保険が適応されませんので、かかりつけの歯科医院によくご相談ください。