心身障害児(者)歯科診療について

富山県歯科保健医療総合センター(富山県歯科医師会)では、心身の障害(脳性麻痺、てんかん、知的障害など)のため一般の歯科診療所での治療が困難な方の治療を行なっています。

また、心身障害児への口腔保健衛生集団指導や母親教室など、ハンディを持った方の健康および福祉の向上を図っています。

心身障害児(者)診療のあゆみ

富山県においては、昭和54(1979)年4月17日(火)に心身障害児(者)診療が開始されました。
当初、心身障害児(者)歯科診療は、12名の歯科医師がプロジェクトチームを構成し、1チーム3名の4チーム編成とし、毎週火曜日、木曜日の午後1時〜4時(後に5時)まで診療を行いました。
2年後には歯科医師12名に加え、常勤歯科衛生士4名、さらに非常勤スタッフ24名が歯科診療医局員として従事しています。

その後、平成19(2007)年からは、障害児(者)のさらなる口腔衛生管理の向上を目的とし、歯周病専門衛生士チームを中心としたユニットを毎週木曜日に併設しました。平成25(2013)年現在、非常勤歯科医師12名、常勤歯科衛生士5名、非常勤歯科衛生士12名、歯周病専門チーム非常勤歯科衛生士4名にて対応しています。

「富山県歯科医師会100年史」より