歯科医院に治療に行くと「レントゲン写真を撮りましょう」と、レントゲン撮影をすることがありますね。このレントゲン写真にはどんなものがあるのでしょうか?
歯科医院で主に撮影するレントゲン写真は、撮影方法で大きく分類すると2つ。フィルムをお口の中に入れる「口内法」とフィルムがお口の中に入らない「口外法」です。

最も一般的に、撮影される口内法に「デンタル」と呼ばれる方法があります。これは小さなフィルムをお口の中に入れて、外からX線を照射する方法。通常、2~3本の歯が一枚のフィルムに写り、歯(虫歯など)、歯根、周囲の骨の状態などをみることができます。また、口外法で代表的なのは「パノラマ」と呼ばれる方法。撮影装置が、ぐるっと頭の周りを回って撮影し、顎全体を撮影し全ての歯を写し出します。その他にも、「頭部エックス線規格撮影法」、顎関節投影法、歯科用CT(いずれも口外法)など様々な撮影方法があります。

さて、レントゲン写真を使って体の中をみるにはエックス線を使いますが、エックス線と聞くとなんだか心配になりませんか?ちょっと怖いイメージがあるかもしれません。 では、実際にどのぐらいの放射線が照射されているのでしょうか?

上記で紹介した方法では

デンタル(小さいフィルムの撮影) 0.016~0.039 mSv
パノラマ(顎全体の撮影法) 0.039~0.043 mSv

ちなみに、他のレントゲンなどではどのぐらいかというと

胸部撮影 0.13~0.29 mSv
腰椎撮影 0.78 mSv
胃の透視 4.15 mSv
自然放射線(一年間) 2.40mSv

(※放射線の線量はSvで表されます。)